ALTEC PEERLESS
15095 LINE TRANSFORMER
こちらはペア所有のトランスで、プリアンプの出力とパワーアンプの入力双方に使用されています。ONLIFE U-22にも使えそうです。
PLUG-IN TYPE ( US8pin )
LINE TRANSFORMERS
Single 用途で No DCです。
7-8 : 15kΩ
1-3 , 4-6 : 125/150 , 500/600Ω ( with C.T )
Response : 30-20,000Hz ±1db
maximum operating level of +15dbm above 30cps : +18dbm above 40cps.
(15dbm 31.6mw,18dbm 63.1mw)
参考までに、UTC P-8は、30-20,000Hz , Max Level +8dbm , 6.3mw です。
測定には、手持ちのAMPHENOL製ソケットを使用しました。
ペア( ①、② )の15095を1kHzだけでもよいのですが、L値( Ls )を3つの周波数で測定してみました。 ( DE-5000 )
( DE-5000には、5つの測定周波数 100Hz,120Hz,1kHz,10kHz,100kHz があります。)
100Hz 1kHz 10kHz
15kΩ ( 7-8 ) ① 159H 69H 1.8H
② 192H 37H 1.4H500/600Ω ( 1-6 , join3-4 ) ① 8.8H 2.2H 75.4mH
② 10.4H 752mH 61.2mH
125/150Ω ( 1join4 - 3join6 ) ① 2.6H 417mH 16.8mH
② 2.9H 178mH 13.5mH
( 1-3 ) ① 2.6H 690mH 29.8mH
② 2.9H 596mH 28.0mH
( 4-6 ) ① 2.6H 667mH 29.8mH
② 2.9H 604mH 27.8mH
( NC 2,5 )
2つのトランスの数値は異なり、結構バラツキがあります。実際どの程度、聴感での違いがあるのかが興味深いです。
この15095は、8pinがコアとGNDに内部接続されていますので 7 hot , 8 cold GND となります。また 2と5pinは空き( NC )です。
高さ約47mm(端子含まず)の超小型トランスですが、Ls値は結構大きいです。
ALTECのプリ( 1566A ,1567A etc ) 出力トランスとパワーアンプ( 128B ,1568A ,1569A etc ) 入力トランスを兼用しているプラグイントランスです。
因みに、「15095A」は、コアとGNDが巻き線とは独立して2pinに接続されていますので、MCトランスとしても使用できます。
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