家宅捜索の結果、高圧ロードテストに使えそうな大型(60Wと78W)抵抗器2個発見。そしてシリーズ18KΩ(10KΩと8KΩ)で3種の整流素子をテストしてみました。
① 412A → 381V (約21mA)
② 6754 → 381V (約21mA)
③ Silicon Diode 6754 → 384V (約21mA)
→ 何故かとても良く揃っています。特に③の結果は、チョット以外でした。
こちらの6754(Bendix)と412A(WE)は、ほぼ同規格の整流管です。
しかしながら、内部の作りは大きく異なります。Bendix社のHY-G-300シリーズは、航空機やミサイル搭載を想定した非常に頑丈な作りですので、一方のWE製が、とても簡素な作りに感じてしまいます。
そしてこちらは、General Instrument社、6754リプレース用途の9Pシリコンダイオードです。
こちらは、コリンズ516F2のリプレース用途(5R4、5U4)のシリコンダイオードと異なり、高い電圧が出てくることはありませんので、安心して使用できます。実は、今回のテストをするまでは、516F2同様に10~20%程度高い電圧が出ると長年思っていました。
こちらの情報によりますと、内部に300Ωの抵抗が2本入っているとのことです。
↓
http://www.soundparts.jp/electrontubes/rectifiertubes/rectifiertubes.htm
4 件のコメント:
6754は私も使ってみたいなと思いました.でもちょっと高いですね.ダイオードを使った整流管互換品はそのうち作ってみようと思います.ショットキー・バリアー・ダイオードを使って.
コメントありがとうございます。
6754は、6106のようにとてもゆっくりと立ち上がります。カソードが独立していますので、117Z6のように倍電圧整流にも使えそうです。
互換球に直熱管が無いのが残念ですが・・・。
またショットキーの自作も面白そうですね。
こんにちは.先日YouTubeで1970年代の新宿という動画を見たのですが,新宿サブナードの部分に眼鏡をかけた蝶ネクタイの男性の歩いてくる姿が写っています.見た瞬間「伊藤さん?」と思ってしまいました.私はお会いしたこともなく写真でしか知らないのでたぶん違うとは思うんですが(笑),気になるのでShowさんのご意見を拝聴したく.こちらです.→ http://www.youtube.com/watch?v=Qb2qKvmLZ38&feature=related
動画拝見しました。なんともビックリです。伊藤先生にそっくりだと思います。私が先生に初めてお会いしたのは、1988年です。もし1970年代であれば、きっとこの動画のようにお元気に歩かれたことと思います。
それにしてもaufさん、よく見つけられましたね。真偽の程はともかく・・・。
こんな動画を見てしまうと「粋でカッコイイアンプ」を作らなければ、と思ってしまいます。
楽しい情報をありがとうございました。
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