製作のトリガーとなったものは、「クレヨン」と 名称のついた赤色の袋ナットを、横浜東急ハンズで見つけたことです。袋ナットの形状がクレヨンのようです。この「クレヨン」の発見のおかげで、私の嫌いな形状の電源トランスを生かすことができました。この電源は、B+と6.3Vのヒーターが供給できます。Mark Levinson JC-2の真似をして、電源コネクタは、XLRの4Pを使用しました。
この抵抗のおかげで、無負荷時でも電源OFF後、数秒でコンデンサーのチャージが0Vになります。
小学生の頃に、送信管のトッププレート(600V)に親指でさわり、危なく大怪我をするところでした。電源OFF直後には、コンデンサーのチャージが残っていることを体で体験し、今となっては良い思い出です。それがこの抵抗をつけた理由です。当時W(アメリカのことです。)では、高圧を扱うリニヤアンプの製作時に事故でサイレントとなられた方の話が、時々CQ誌の記事になっていました。中学生になりリニヤの部品集めで、RCAの811Aを数本入手しましたが、いまでも使用されることなく、手元にあります。みなさんも細心の注意をしてください。
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