2023年11月21日

Rubber Bumpers CONCORD 760-3543 (備忘録)

 
しばらく探していたRubber Bumper Feet ゴム足を、ようやく河口湖犬小屋で10台分を発見。諦めてK-26で代用しようとしていました。
 
RUBBER RECESS BUMPERS WITH MOLDED IN WASHERS
CONCORD ELECTRONICS 760-3543
dia 25/32inch(19.8mm) H 9/16inch(14.3mm)

どこで入手したか忘れてしまいましたが、このテーパーなしのスマートデザインが私好みなのです。
ネジが8-32用なので、M4にも使用可能。TAKACHI SRDSL-8にM4 stainless steel Standerd (マイナス) ねじで付けてみました。(マイナスねじは、三和鋲螺でinchもmmも入手できます。)

足はスリッパーとして機能する樹脂製でなければと、ゴム製完全否定される方はいらっしゃいます。しかし私はゴム製の方が地震に安心かと・・・。
「引き出す」のか「止める」のか、用途が違います。 奥が深い・・・。
 
 

2023年8月30日

はじめての Xperia 5 Ⅳ(XQ-CQ44)

ASUS ZenFone 4 のボディーがパンパンで急遽、新しいスマホを入手。

Xperia 5 Ⅳ(XQ-CQ44)、SanDisk Extreme 1TB(SPEEDS UP TO 190MB/S READ,130MB/S WRITE)、simplism TR-XP224TT-CL、simplesm TR-XP224-GL-B3CC、simplism TR-XP224-LGL-CC → 備忘録

来月頃にはキャリア用の新機種Ⅴが発売予定なのですが、SIMフリ-モデルはその数か月後なので、残念ながらとても待てません。ZenFone 4は、なんと6年間もがんばってくれました。当時2017年の主記憶6GBはかなりのもので、サクサクでした。しかし今回は日本製品にがんばってほしいので、SONYを選択。もちろんカメラにも期待。

アプリ、データ移行は、全て自力なので泣きそーです。ガンバレ! ガンバレ!

2023年8月23日

ONLIFE U22 新製品発表広告 1972-4 無線と実験

ONLIFE U-22(138,000円)、初のU-22 新製品発表広告。
ライントランスを使用すればプロ機器として使用可能とのこと。別売のラックマウントアダプターもあるようです。広告をよく読みますと、当初は型番A1A、98,500円で発表をしていたようです。(前月号等の記事を探してみようかと思います)
 
またU-33(178,000円)という型番で、トーンコントロールなしのプロ専用機もあるようです。こちらは、カソフォロではなく出力トランス使用で、入出力がXLR使用のバランスなのかもしれませんね。(U-33の詳細は不明です)
 
おもしろいことに左ページは、米SWITCHCRAFT社の日本代理店によるXLRコネクターの広告でした。 私が中学生の頃、このSWITCHCRAFT社のグリーンの樹脂カラーにとても魅力を感じ、ITT Cannonやneitriikはいまいちだと感じていました。但しオスメスともにカップ式にしてほしいと思っていました。
 
Jちゃんには改めて感謝です。

2023年8月22日

ONLIFE U-22 表紙 1972-11 無線と実験


   

























1972年11月号 ONLIFE U-22が表紙に。
この号には製品内部写真や解説文があり、またメーカー広告の記載もあります。
当時の社名は、オンライフ株式会社(現社名ダイナベクター)で、1971年の旧社名は音響芸術でした。U-22のブラックパネルモデルは、その後に発売されます。
 
1972年オーディオ時代背景は、各社4ch方式が入り乱れていました。使用デバイスは半導体に推移しており、真空管使用のメーカーは少数派となっていました。
 
これら雑誌は、かなり以前より探していましたが、Jちゃんのおかげで入手することができました。感謝です。ありがとうございました。


 
 

2023年7月26日

ONLIFE U-22 レストア備忘録 3

U-22 正面パネル。私にとって何とも味がある魅力的デザインなのです。

他にも少しパーツの異なる白パネルの製品もあるようです。

また後期の製品は、基板がケーブル接続ではなく、銅箔にメッキされていたり、電源部が横向きレイアウト、内部シャーシレイアウトが異なり、リベットも無くねじ仕様になったりと変化しています。恐らく細部は数種類の異なる仕様の製品があるのではないかと思います。正面パネルの左右VUメーター感度調整も外観はPot使用の連続可変のようですが、実際には3段階のロータリースイッチでした。後期の製品はこの3つの表示(VU ATT -20, -10, 0)がありますが、私の前期の製品にはありません。



後面からの様子です。

ECC83(12AX7)が各ch2本、ECC82(12AU7)が各ch1本、全てシールドケース付きです。1本ケースを外してみましたが、球は何故かTELEFUNKEN製でした。球の隣が何に使用するか不明ですがUSソケット、右端がニッケミ製のブロックケミコン(450V 47μFx2)です。

イコライザーにECC83を2段、ALTEC型トーンコントロール(CR型)の前後フラットアンプにECC82(CR型)、出力はECC83のカソードフォロアー、またメーターアンプにECC83を使用しているようです。

RCA端子は3連タイプが4つ、4連が2つで、全てリベットです。(後期タイプはねじです。)

しかしながら、まだマニュアルも回路図も入手できていません。

 

2023年7月19日

ONLIFE U-22 レストア備忘録 2

U-22の天板を外した様子です。

7本のねじは全てタッピングねじでした。(黒、M3、首下約5.5mm、先端が尖っていないタイプ)。天板はアルミ製、厚さ1.2mm、裏からプレス溶接されたパンチングメタルも恐らくアルミ製、厚さ1mm。

 内部は埃だらけで、写真は少し掃除したのですが、まだまだで接点以外の全体の汚れ落としにも苦労しそうです。

右側電源ユニット(PS)シャーシは底板に4つのリベットで付けられています。縦型の大きい方の黒いケミコンは、ニッケミ(NIPPON CHEMI-CON)製 ブロックタイプ 450V 47μF x 2 直径35mm H60.5mm(シャーシまでの高さ)が2個。縦型の小さい方の黒いケミコンは、同じくニッケミ(NIPPON CHEMI-CON)製 25V 2200μF 直径25mm H40.5mm(シャーシまでの高さ)が2個。大きい方はB電源用、小さい方はヒーター用でしょう。他にグレーに塗装されたハーメチックシールの電源トランスがありますが、仕様の表示がなく、詳細は不明です。底板に直接取り付けられた緑のホーロー抵抗(両端は白のセラミック)は、M3 ISOねじ1本で取付られています。

左側の2個のオープンタイプトランス(1975-9 No.7363と記載の小川電子機器製、9は9月なのか9週製造なのかは不明)は、裏から丸い点があるISOねじ計4本とトランス側はナットで取付られています。このU-22は1975年以降の製造でしょう。目視では、ヘッドホン端子に接続されているようなので、用途はヘッドホン用の出力トランスでしょう。入出力端子が全てアンバランスなので、スタジオユースは想定していないと思いますが、当時(1975-1976)のヘッドホンユーザーに対し、力を入れた製品ではないかと思いました。

この個体の取付には、今のところ旧JISねじはなく、ISOねじタッピングねじリベットの3種が使用されています。

ex)M3ねじ 旧JISのピッチ0.6mm、ISO(新JIS)のピッチ0.5mm

2023年7月17日

ONLIFE U-22 レストア備忘録 1

偶然入手した、ONLIFE U-22、上から見た筐体です。

私にとってU-22は、オーディオ製品に興味を持ち始めた頃からとても気になる存在でした。 LNP-2のデザインレイアウトは、このU-22をパクったのだろうと感じるのは、私だけではないと思いますが如何でしょうか。

先ずは現状把握から行います。天板は、全部で7本のねじがありますが、全て点表示がなく、恐らく旧JIS規格ではないかと推測します。更にねじのヘッドは、なぜか?一つだけ「バインド」で、他の6本は「なべ」です。


他の場所のねじは、点表示のあるISO規格もあるので、この個体はISOと旧JISが混在しているようです。



後方奥側(全部で3本)、一番右側だけバインドねじです。 (点表示なし)

ゆっくり情報を収集し、レストアが出来ればと思っていますが、私の腕では、残念ながら無理かもしれません・・・。