2012年10月1日

音松アンプのPOT

こちらが、今回使用するBourns製のPOTです。

付属品として、ヘキサナットとインターナルロックワッシャーが各1個が付いています。
 

POTの端子の様子です。

当初コネクターを直接接続する予定でしたが、この端子は強度不足のため、別の方法を考えることにしました。ちなみに、TKD製のCP601シリーズなら大丈夫だと思います。


まずは、タカチの一番小さなユニバーサル基板(4 x 6)に、本田通信工業製ピンヘッダ(FFCシリーズ、金メッキでブルーの色が綺麗です。)をハンダ付けします。

このとき、コネクターをテープで仮止めをして、しっかり曲がらないように垂直を出すことが大切です。
 

ピンヘッダー、ハンダ側の様子です。

この後に、POTの足と一緒にハンダ付けをしますので、まだこの段階では「ちょん付け」です。
ここで「どぼっ」と付けてしまいますと、長さピッタリのPOTの端子を、切らなければならなくなります。




POT、基板、コネクターが一体になり、強度アップした様子です。

使用ノブに合わせるため、またパネル塗装を守り、裏側のナットで締め付けをしたいため、手持ちのナットを1個追加しました。追加したナットは奥側です。何故か付属のナットが1/2 inch のレンチで少しゆるい感じでしたので・・・。
またこの場合の締め付けには、薄型レンチが必要です。


後からの様子です。

よく見ますと、POTに番号があります。一番右が1で、真中が2、左が3です。ちなみに、1がGNDに落ちる端子です。接続を間違えますと、反時計方向で最大音量になります。


上からの様子です。

型番で仕様がググれると思いますが、10KΩのAUDIOカーブのものです。
 


最後に完成後のハンダ側の様子です。

接続は上から2番目の穴がPOTの端子で、一番下の穴がピンヘッダーのコネクター端子です。

偶然ですが、POTの端子を90度曲げますと、ピンヘッダー端子にピッタリの位置になりました。
POTの2番ピンと下から2番目の穴がハンダ付けされていませんが、下から2番目の穴はどこにも接続されていませんので問題ありません。1番、3番ピンは、ハンダの量が少し多く、偶然つながってしまっただけです。強度的には、つなげた方が良かったかもしれません。しかしこのPOTは、CONDUCTIVE PLASTIC製ですので熱に弱いため、ハンダ付けは短時間に行わなければなりません。



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