初めてこのイラストを見た瞬間、作者は欧米人の男性で、Richard Avedonのような素敵な人に違いない、と勝手に思い込んでしまいました。
しかし、その後すぐに「山口はるみ」さんであることが判明。
まさか日本人でしかも女性とは・・・。 当時、憧れの山口小夜子さんの一族かもしれない・・・。憶測は勝手にどんどんエスカレート。
こんな素敵なイラストを画ける人は、世界に一人しかいない、いままでの他のどれとも似ていない、とにかく素敵だ、一体どんな女性だろう・・・。
VAN miniで育った私は、中学生の時は、渋谷のBe-in。そして高校生は渋谷PARCOが、お気に入りの場所でした。1970年代のソフィスケートされたPARCOのイメージは、まさに山口はるみさんが完成させたと思っております。
高校生の時、私の透明の下敷きの中には、これら素敵なイラストがはさまれていました。
この個展を見ていますと、私の1970年代がフラッシュバックして、なんとも不思議な心地よい気分になってきました。
最後に受付でポスターやポストカードの販売を尋ねたところ、「こちらにはありません」と、とても残念な返事でしたが、しばらくして「ちょっと先生に聞いてみますので、こちらにどうぞ」と再び会場の中に入りました。
そして、なんと山口はるみさんご本人と、直接お話をすることになりました。
まさか突然こんな機会にめぐり合うとは・・・。もー完全にシドロモドロ 、何を話しているのか自分でも理解できず、頭の中が真っ白・・・。
そんな私に、山口はるみさんは、とても丁寧で優しく穏やかに接してくれました。
「感謝！ 感激！」の1日でした。
山口はるみさんの公式ホームページがありました。そしてここから私の大好きな作品の一部を、コピペしてみました。 ホームページでは、他に沢山の超素敵な作品が閲覧できます。
http://www.yamaguchiharumi.com/
2 件のコメント:
わ～～～懐かしい！山口小夜子さんとかPARCOとか今からだと想像できないくらいに日本も東京も元気でしたね、あの頃。
山口はるみさんは、実はＭ市の出身らしいです。びっくりです。なんでこんなおしゃれな感性がこのような地方都市から生まれたのか？山口さんの作品を見て、久々にいろんなことがフラッシュバックしてしまいました。thank youです。Ａ
コメントありがとうございます。
山口はるみさんは、Ａさんと同じ県のご出身なんですね。それにしても、とてもとても素敵な方でした。
PARCOの1977年夏のポスターは、MoMAのcollectionになっています。
あの勢いがある時代が再び来ると良いのですが・・・。
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