2010年12月25日

製作途中の電源ユニットシャーシ

現在製作途中のラインアンプ用電源ユニットのシャーシです。
工作は全てハンドツールで行いますので、あまり器用でない私は正確な穴あけはとても難しいと感じます。
例えば、真空管ソケットの穴を例にしますと、2つのネジ穴まで同時に最初にセンターポンチでマーキングしますと必ず失敗します。
まず真空管ソケット本体の大きな穴をあけます。穴はリーマーで少しずつ広げていくのですが、途中センターが少しずれてきますので、何度も丸や半丸ヤスリで修正します。そしてこの穴はソケット現物が入るギリギリの大きさにします。次にソケット現物をこの穴に入れ、ネジ穴の片方を正確にセンターポンチでマーキングし、ドリルで穴あけします。更にネジが入るギリギリのサイズまでドリルや丸ヤスリで仕上げます。次に再度ソケット現物を入れ、そのネジ穴に1つのネジ現物を入れてから、もう1つのネジ穴にセンターポンチでマーキングするようにします。また塗装をする場合は、最後に全ての穴を塗装の厚み分、極々僅かに広げる必要があります。
私の場合このような工程で作業をするのですが、それでも少し位置がズレてしまいます。もっと良い方法が他にあるのかもしれませんが、とにかくゆっくりと時間をかけて、慎重に、そして丁寧に・・・。
「がんばれ! がんばれ!」

2 件のコメント:

auf1028 さんのコメント...

電源別ラインアンプですか.なかなか大がかりですね.私も最近ラインアンプの必要性を感じて,作ろうと考え始めました.その前にパワー・アンプを仕上げなきゃいけないのでいつになるかわからないのですが.(苦笑) 

Show さんのコメント...

コメントありがとうございます。
実は何も考えずに入手したケースが、小さすぎて電源どころか出力トランスも入りません。こんな状態で電源部を別に作りはじめてしまいました。
今回は無理ですが、いつかは本格的なラインアンプ(トーンコントロール、VU計、PPでトランス出力、Tpad、そして電源内蔵)が作りたいと思っています。

そしてaufさんが、どのようなラインアンプを構想されているのかとても興味深いです。
まずは素敵なパワーアンプ、楽しみにしてます。